「ツイキャス」運営のモイ、23年1月期決算は営業益48％減の1億円…コロナ禍の行動制限解除の影響が想定以上に

「ツイキャス」運営のモイ<5031>は、本日(3月13日)、2023年1月期(22年2月～23年1月)の決算を発表し、売上高66億0700万円(前の期比0.9%増)、営業利益1億0400万円(同48.4%減)、経常利益1億0500万円(同48.9%減)、最終利益5300万円(同78.3%減)と大幅な減益での着地となった。

・売上高:66億0700万円(同0.9%増)
・営業利益:1億0400万円(同48.4%減)
・経常利益:1億0500万円(同48.9%減)
・最終利益:5300万円(同78.3%減)

主力の「ツイキャス」がコロナ禍の行動制限解除に伴うユーザーの可処分時間の減少及び使い方の変化とそれに伴う競争環境の変化の影響を当初想定以上に強く受け、月間平均ポイントPU(Paid Userの略、課金ユーザー数)は当初想定を下回った、としている。ただ、配信者を毎月定額の会員費で応援する「メンバーシップ」の売上は成長したとのこと。

■2023年1月期の業績見通し

2023年1月期の業績は、売上高66億1000万円(前年同期比0.1%増)、営業利益7400万円(同28.5%減)、経常利益7400万円(同29.0%減)を見込む。最終利益については、適正かつ合理的に繰延税金資産の回収可能性を見積もることが困難であることを理由に非開示とした。

・売上高:66億1000万円(同0.1%増)
・営業利益:7400万円(同28.5%減)
・経常利益:7400万円(同29.0%減)