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ソフトウェアテスト大手のSHIFT<3697>は、4月10日、2023年8月期の第2四半期累計(9~2月)の連結決算を発表、オペレーション改善や案件管理を徹底し、売上総利益率が大幅に向上した。
なお、最終利益が減益となっているのは、特別損失として投資有価証券評価損15億7300万円を計上していることが影響している。
売上高403億4300万円(前年同期比35.1%増)
営業利益50億8200万円(同32.8%増)
経常利益54億800万円(同27.3%増)
最終利益21億8500万円(同17.9%減)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①ソフトウェアテスト関連サービス 売上高268億2000万円(前年同期比40.2%増)、営業利益61億5800万円(同35.3%増)
既存顧客に対する顧客目線での提案の徹底により、顧客月額売上単価が上昇した。②ソフトウェア開発関連サービス 売上高123億100万円(同35.2%増)、営業利益10億3800万円(同70.0%増)
順調なエンジニア採用およびグループ会社間の連携強化によって、増収増益を達成した。③その他近接サービス 売上高30億8900万円(同4.5%増)、営業利益2億3800万円(同37.2%減)
一部の連結子会社において収益性が悪化した。■通期予想に変更はなし
2023年8月期通期の連結業績見通しは、従来予想から変更なく、以下のとおり。売上高870億円(前期比34.1%増)
営業利益94億円(同36.0%増)
経常利益95億円(同25.8%増)
最終利益63億円(同26.7%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社SHIFT
- 設立
- 2015年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 丹下 大
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3697