SANKYO、23年3月期決算は営業益174%増の585億円と大幅増益 スマートパチスロ「革命機ヴァルヴレイヴ」ヒット パチンコ・パチスロ双方でトップシェアに
SANKYO<6417>は、5月11日、2023年3月期の連結決算を発表し、売上高1572億9600万円(前の期比85.4%増)、営業利益585億3200万円(同174.1%増)、経常利益593億4100万円(同166.6%増)、最終利益468億9300万円(同153.9%増)だった。
・売上高:1572億9600万円(同85.4%増)
・営業利益:585億3200万円(同174.1%増)
・経常利益:593億4100万円(同166.6%増)
・最終利益:468億9300万円(同153.9%増)
パチンコ機関連事業では、実績のあるシリーズ機を始め、新規タイアップ機を織り交ぜ、ファンの多様な嗜好に沿った商品展開を行い、近年投入した商品の稼働貢献によるブランド力向上も追い風となって、パチンコ機の販売台数が前期比6割増となり、2位以下を大きく引き離してトップシェアに返り咲いた。
また、パチスロ機関連事業では、業界最速投入となったSANKYOブランドのスマートパチスロ機第一弾「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」が、パーラーの期待に応える稼働を見せヒット機種となったことから、パチスロ機の販売台数が前期比2.3倍となり、販売シェアの向上を果たすことができた。
セグメント別の経営成績は次のとおり。
(パチンコ機関連事業)
売上高1225億円(前期比70.6%増)、営業利益542億円(同124.6%増)、販売台数26万8000台となった。新規10タイトル(リユース機等を除く)を発売した。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーからくりサーカス」(2022年8月)、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」(2022年9月)、Bistyブランドの「宇宙戦艦ヤマト2202-ONLY ONE-」(2022年7月)、「ゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~」(2022年12月)、JBブランドの「フィーバークィーンRUSH」(2022年11月)。
(パチスロ機関連事業)
売上高225億円(前期比153.6%増)、営業利益92億円(同682.6%増)、販売台数5万1000台となった。SANKYOブランドの「パチスロ アクエリオン ALL STARS」(2022年7月)、スマートパチスロ機第一弾「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」(2022年11月)、Bistyブランドの「パチスロ機動戦士ガンダムユニコーン」(2023年3月)の3タイトル。
(補給機器関連事業)
売上高119億円(前期比207.9%増)、営業利益7億円(同540.9%増)となった。パーラーにおいてスマートパチスロ機の導入に伴う設備投資が活発に行われた。
(その他)
その他については、売上高1億円(前期比16.6%減)、営業利益2100万円(同49.0%減)となった。
■2024年3月期の業績見通し
2024年3月期の業績は、売上高1750億円(前期比11.3%増)、営業利益595億円(同1.7%増)、経常利益600億円(同1.1%増)、最終利益415億円(同11.5%減)、EPS714.43円を見込む。
・売上高:1750億円(同11.3%増)
・営業利益:595億円(同1.7%増)
・経常利益:600億円(同1.1%増)
・最終利益:415億円(同11.5%減)
・EPS:714.43円
会社情報
- 会社名
- 株式会社SANKYO
- 設立
- 1966年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6417