アエリア、第1四半期決算は営業益1033%増の3億7400万円と急回復　主力の『A3!』回復、投資局面だった不動産事業も収穫期入り

アエリア<3758>は、5月15日、2023年12月期 第1四半期(23年1月～23年3月)の連結決算を発表し、売上高58億7800万円(前年同期比34.1%増)、営業利益3億7400万円(同1033.4%増)、経常利益5億3600万円(同911.4%増)、最終利益4億3000万円(同14233.4%増)と大幅増益となった。

・売上高:58億7800万円(同34.1%増)
・営業利益:3億7400万円(同1033.4%増)
・経常利益:5億3600万円(同911.4%増)
・最終利益:4億3000万円(同14233.4%増)

スマートフォンゲームを展開するコンテンツ事業が黒字転換した。6周年を迎えた『A3!』の周年イベントが好調だったようだ。コンテンツ内外のイベントで売上が伸びた、としている。さらに、仕入れた用地を販売したアセットマネージメントも黒字転換、そしてITサービスも増益となり、収益を押し上げた。

セグメント別の業績は以下のとおり。

■ITサービス事業
・売上高:6億2000万円(同0.5%減)
・営業利益:5600万円(同43.5%増)

■コンテンツ事業
・売上高:26億9100万円(同5.9%増)
・営業利益:1億5700万円(前年同期は600万円の損失)

■アセットマネージメント事業
・売上高:25億8000万円(同108.9%増)
・営業利益:1億5900万円(同100万円以下の損失計上)

なお、経常利益が伸びているが、出資している投資事業有限責任組合の運用益1億7000万円を営業外収益として計上したことによる。

■2023年12月期の業績見通し

2023年12月期の業績は、売上高210億円(前期比2.0%増)、営業利益10億円(同19.7%増)、経常利益9億円(同24.9%増)、最終利益7億円(同305.1%増)、EPS31.64円を見込む。

・売上高:210億円(同2.0%増)
・営業利益:10億円(同19.7%増)
・経常利益:9億円(同24.9%増)
・最終利益:7億円(同305.1%増)
・EPS:31.64円