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イマジニア<4644>は、5月15日、2023年3月期の連結決算を発表、『Fit Boxing 北斗の拳』の発売などにより増収を確保したものの、研究開発費を大幅に増加させて「ヒットコンテンツ」の創出を目指す戦略を進めていたこともあり、大幅な減益となった。
売上高66億4000万円(前々期比4.9%増)
営業利益5億9600万円(同49.4%減)
経常利益9億3200万円(同30.3%減)
最終利益6億1000万円(同31.4%減)期中の新作タイトルは、パッケージゲームにおいてNintendo Switch向けに、世界的人気漫画「北斗の拳」と同社の人気シリーズ「Fit Boxing」のコラボレーションとなる『Fit Boxing北斗の拳 ~お前はもう痩せている~』、公益財団法人 日本漢字能力検定協会と共同企画として開発した漢検対策タイトル『漢検スマート対策』、旺文社が刊行する28冊分のコンテンツを収録した英検対策タイトル『英検スマート対策』、公益財団法人 日本漢字能力検定協会の協力を受け『早押し!漢字スタジアム』を2022年12月に発売した。
また、スマートフォンゲームにおいては、サンエックスのオールキャラが登場する「すみすみ」の最新作として『すみすみパーティー ころころパズル』を2022年12月、サンエックスの人気キャラクターであるコリラックマが主役の『コリラックマのねじ巻きレンジャー とびだせおもちゃの箱』を2023年2月にそれぞれ配信開始した。
■2024年3月期は増収減益の見込み
2024年3月期通期の連結業績予想については、海外展開が減収を見込む一方で、パッケージゲームおよびスマートフォンゲームなどの事業拡大により増収を見込むが、研究開発費や人材強化などへの先行投資の影響により減益を見込むとしている。売上高67億5000万円(前期比1.6%増)
営業利益4億5000万円(同24.5%減)
経常利益7億6000万円(同18.5%減)
最終利益5億1000万円(同16.5%減)
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644