【ゲーム株概況(5/18)】「ゼルダ」新作1000万本突破で任天堂が年初来高値更新 自社株買いのソニーも高い インバウンド関連でまんだらけにも物色

5月18日の東京株式市場は6日続伸。日経平均株価は、前日比480円34銭高の3万0573円93銭で取引を終えた。為替の円安の振興や米国のハイテク株高の流れを受けて、指数寄与度の大きい半導体関連株を中心に買われた。朝方の買い一巡後は伸び悩み、もみ合いに終止した。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、任天堂<7974>が年初来高値を更新した。Nintendo Switch向けソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の世界累計販売本数が発売後3日間で1000万本(うち国内販売本数224万本)を突破したと発表したことが好感された。

ソニーグループ<6758>が大幅続伸して一気に1万3000円台を回復し、年初来高値を更新した。前日5月17日に発表した発行済株式総数の2.03%に相当する2500万株・2000億円を上限とする自社株買いが材料視されたもよう。

インバウンド関連が買われた流れを受けて、好業績期待もあり、まんだらけ<2652>が年初来高値を更新したほか、フリュー<6238>、サンリオ<8136>、ブシロード<7803>なども買われた。前日に決算説明会を開催したディー・エル・イー<3686>も大幅高。

他方、Aiming<3911>が反落。グッドスマイルカンパニーとの共同事業による新作『STREAM HERO!(ストリームヒーロー!)』を発表したことを材料に前日は買われたが、この日は利益確定の売りに押された。

また、子会社Cygamesがコナミデジタルエンタテインメントに提訴されたサイバーエージェント<4751>もさえない。バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やenish<3667>、ユークス<4334>なども売られた。 

 

任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る
株式会社まんだらけ
https://www.mandarake.co.jp/index2.html

会社情報

会社名
株式会社まんだらけ
設立
1987年2月
代表者
代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2652
企業データを見る
ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円、営業利益1兆2082億600万円、税引前利益1兆1803億1300万円、最終利益9371億2600万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
企業データを見る