ポニーキャニオン、23年3月期決算は「五等分の花嫁」や「東京リベ」貢献で売上高9%増の335億円もパッケージ苦戦や原価率上昇で営業益は5割減に
フジ・メディア・ホールディングス<4676>子会社のポニーキャニオンの2023年3月期の決算は、売上高が前の期比で9.0%増の335億7900万円、営業利益が同49.5%減の12億1700万円だった。
劇場版アニメ映画「五等分の花嫁」、アニメ「東京リベンジャーズ」やOfficial髭男dismの楽曲が寄与したほか、イベント・コンサート収入が回復したことで増収となった。
しかし、費用面では、音楽・映像パッケージの減収に加えて、原価率の上昇したことが響き、営業減益となった、としている。
四半期別の業績推移は以下のとおり。第4四半期の営業利益は例年並みだが、第2四半期と第3四半期の落ち込みが響いた格好だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ポニーキャニオン
- 設立
- 1966年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 吉村 隆