Yostarの『雀魂』は『コードギアス』コラボ開始当日に260万ドル(18億円)と過去最高収益 過去のIPコラボを上回る GW期間中の施策として成功と評価 SensorTower調査
Sensor Tower(センサータワー)は、『雀魂 -じゃんたま-』について、TVアニメ『コードギアス』とのコラボ期間(2023年4月26日~5月17日)を通じて、日本における過去最高収益を記録したとするレポートを公開した。Sensor Towerでは、コラボ開始当日に260万ドル(3億6200万円)以上の収益だったと推計しており、これは1日の収益では過去最高だったとのこと。またコラボ期間を通じて、1300万ドル(18億1400万円)以上の収益があったとも推計している。レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、ゴールデンウィーク期間中のコラボとして成功だったと評価した。
同作はこれまでにも多数の有名IPとのコラボを実施しているが、コラボ以前の1日の最高収益は、2021年1月に実施した『咲-Saki-全国編』とのコラボだったそうだ。コラボ開始翌日の2021年1月16日に記録した230万ドル(3億2100万円)超だった。ゴールデンウィーク期間中の収益という視点で比較すると、TVアニメ『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』とのコラボ期間にあげた1200万ドル(16億7400万円)以上が最高だったそうだ。
また、『コードギアス 反逆のルルーシュ』コラボ期間中の日本におけるモバイルゲームの収益成長量は、『雀魂 -じゃんたま-』は、『崩壊:スターレイク』と『Fate Grand/Order』に続く3位となっている。
国内におけるモバイル麻雀ゲームにおける位置づけはどうなっているのだろうか。競合として、『MJモバイル』や『麻雀格闘倶楽部Sp』があるが、これらと比較しても『雀魂 -じゃんたま-』の収益は突出しているという。2022年5月~2023年4月の日本におけるモバイル麻雀ゲームの収益において『雀魂 -じゃんたま-』は1位で、2位の『MJモバイル』の2倍近いの収益を記録した。
このほか、『雀魂 -じゃんたま-』の市場別シェアを見ると、2023年5月17日までの世界のおける累計収益は1億5000万ドル(209億3800万円)近くを記録している。市場別収益シェアでは、日本が90%を占めており、次いで台湾(7%)、香港(2%)と続く。
最後に、『雀魂 -じゃんたま-』のパブリッシャーYostarにおける位置づけを見ると、2022年5月~2023年4月の1年間で日本におけるモバイルゲーム別収益シェアでは『雀魂 -じゃんたま-』の収益シェアは15%で4位にとどまった。しかし、当該コラボ期間中においては45%近くのシェアを占め、1位となったそうだ。
なお、レポートの詳細については下記を参照してほしい。
雀魂がコードギアスコラボ開始当日に260万ドル以上の収益で過去最高を記録、2022年GW時のコラボ比較でも高収益
https://sensortower.com/ja/blog/mahjong-soul-code-geass-collaboration
会社情報
- 会社名
- Yostar
- 設立
- 2017年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 李 衡達