スクエニ、2023年3月期は営業利益が46%減の275億円と大幅減益 HDゲーム前年下回る MMOも拡張パッケージなく 出版も原価や広告宣伝費の増加響く【追記】
スクウェア・エニックスの2023年3月期の決算は、売上高2428億2400万円(前の期比5.4%減)、営業利益275億4800万円(同45.9%減)、経常利益389億4300万円(同38.6%減)、最終利益280億9600万円(同40.6%減)と大幅減益だった。
・売上高:2428億2400万円(同5.4%減)
・営業利益:275億4800万円(同45.9%減)
・経常利益:389億4300万円(同38.6%減)
・最終利益:280億9600万円(同40.6%減)
親会社であるスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>の決算報告によると、主力のゲーム事業で、HDゲームの売上が前年を下回ったほか、『ファイナルファンタジーXIV』の拡張パッケージのなかったMMOも反動減で減収となったことが響いた。また、スマホゲームについても複数の新作を投入したが、既存タイトルの弱含みを補えなかったという。
出版事業についてはデジタル販売や紙媒体の販売が堅調だったものの、印刷用紙値上げなどの原価増、広告宣伝費の増加などが響いて減益となった。ライセンス許諾を行うライツ・プロパティ事業も商品構成の変化の影響を受けて減益になったそうだ。
業績推移は以下の通り。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)