バンダイナムコHD、2023年3月期における研究開発費は3%増の303億円 ゲーム減少、玩具増加 新作ゲーム開発費は3%減の720億円
バンダイナムコホールディングス<7832>の2023年3月期における研究開発費は、前の期比で2.9%増の303億6300万円だった。主力のトイホビー事業とデジタル事業の合計が95%以上と大半を占めているので、両事業を中心にみていく。
デジタル事業は、同0.9%増の161億9500万円だった。基礎研究としてはネットワーク分野とゲームコンテンツ分野等における研究活動を行うとともに、各種技術を用いた製商品の研究開発を行ったという。
トイホビー事業は、同6.6%増の129億6000万円だった。キャラクターマーチャンダイジングを推進するための新商品開発などに取り組んでいるとのことだ。
なお、これらとは別に、主な開発部門で発生した新規ゲームの開発等に係る支出額は、デジタル事業が同2.8%減の720億1800万円、アミューズメント事業が同6.6%増の42億5100万円だったという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832