【ゲーム株概況(7/5)】新作『アスタータタリクス』のリリース接近期待でgumiが3日続伸　新サービス「Fanflu」開始のドリコムはしっかり

7月5日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比83.82円安の3万3338.70円で取引を終えた。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983>が6月月次の国内既存店売上高の低調な推移を嫌気して売られたことが指数を押し下げた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が上げ幅を拡大して3日続伸した。gumiは、前日7月4日に子会社Studio FgGが開発する新作『アスタータタリクス』のストア事前登録を開始したことで、リリースが間近に迫っているのではとの期待が高まったようだ。

また、モブキャストHD<3664>が高く、テンダ<4198>は年初来高値を更新した。

YouTubeを活用したファンコミュニティ&UGC促進サービス「Fanflu」の正式提供を開始したドリコム<3793>はしっかり。

半面、ユークス<4334>やIGポート<3791>の下げがきつく、前日は一時ストップ高まで買われたガーラ<4777>が反落した。

大和証券が投資判断「1」を継続し、目標株価を6300円から7800円に引き上げた任天堂<7974>は、プラス圏に浮上する場面もあったものの、直近の株価上昇でやや過熱感も出てきていたこともあり、小幅続落となった。