シリコンスタジオ、第2四半期(12~5月)決算は売上高16%増、営業益179%増に エンターテインメント業界向け需要が好調 通期予想は据え置き

  • シリコンスタジオ<3907>は、7月11日、2023年11月期の第2四半期累計(12~5月)の連結決算を発表、エンターテインメント業界からの需要を背景に開発推進・支援事業、人材事業ともに好調を持続し、2ケタ超の大幅な増収増益を達成した。

    売上高23億5400万円(前年同期比16.6%増)
    営業利益2億4200万円(同179.1%増)
    経常利益2億3400万円(同131.8%増)
    最終利益1億8400万円(同476.3%増)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①開発推進・支援事業 売上高14億2700万円(前年同期比18.2%増)、セグメント利益2億4100万円(同91.8%増)
    受託開発の売上高は、エンターテインメント業界からの案件を中心に引き合いが多く増収となった。ミドルウェアの売上高は、請負開発分が増加したことにより増収となった。ネットワーク構築・運用などのサービスを提供するオンラインソリューションの売上高は、オンラインゲーム向けのサーバー開発、運用がともに堅調で増収となった。

    ③人材事業 売上高9億2700万円(同14.2%増)、セグメント利益2億4200万円(同22.3%増)
    エンターテインメント業界におけるクリエイティブ人材の正社員需要は底堅く、有料職業紹介サービスが業績をけん引した。第2四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ1140名(前年同期比6.7%増)、有料職業紹介の成約実績数は231名(同26.9%増)となった。

  • ■通期業績予想は据え置き

  • 2023年11月期通期の連結業績見通しについては、従来予想を据え置いており、以下のとおり。

    通期業績予想は開発推進・支援事業における請負開発やミドルウェアライセンス販売の受注状況、人材事業における有料職業紹介サービスの成約動向などを見極める必要があり現在精査中としている。

    売上高44億9400万円(前期比0.4%減)
    営業利益2億2800万円(同40.3%減)
    経常利益2億1400万円(同45.7%減)
    最終利益1億4900万円(同41.2%減)

シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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