ビックカメラ、第3四半期決算は営業益29%減の109億円 ゲーム好調もテレビやエアコン、調理家電苦戦 免税売上はコロナ前の5割に回復 店舗も徐々に正常化へ

ビックカメラ<3048>は、7月11日、2023年8月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高6124億8500万円(前年同期比2.7%増)、営業利益109億0200万円(同28.6%減)、経常利益123億9700万円(同27.5%減)、最終利益46億1700万円(同43.4%減)だった。

・売上高:6124億8500万円(同2.7%増)
・営業利益:109億0200万円(同28.6%減)
・経常利益:123億9700万円(同27.5%減)
・最終利益:46億1700万円(同43.4%減)

家電小売業界における売上は、ゲーム等が好調に推移したが、テレビ、エアコンや調理家電等が低調であったため、総じて低調に推移した。他方、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んでいた免税売上は、足元ではコロナ前の5割程度まで回復しており、営業時間の短縮や臨時休業していた店舗も、一部店舗を除き、通常の営業に戻しているという。

なお、店舗展開では、2022年11月1日に「ビックカメラ 千葉駅前店」(千葉県千葉市)を開店した。

■2023年8月期の業績見通し
2023年8月期の業績は、売上高8300億円(前期比4.7%増)、営業利益155億円(同13.2%減)、経常利益175億円(同15.9%減)、最終利益78億円(同35.3%増)、EPS45.57円を見込む。

・売上高:8300億円(同4.7%増)
・営業利益:155億円(同13.2%減)
・経常利益:175億円(同15.9%減)
・最終利益:78億円(同35.3%増)
・EPS:45.57円

計画に対する進捗率は、売上高73.8%、営業利益70.3%、経常利益70.8%、最終利益59.2%となっている。

・売上高:73.8%
・営業利益:70.3%
・経常利益:70.8%
・最終利益:59.2%