CESA、『ゼルダの伝説』開発チームとプロデューサーの青沼英二氏を「CEDEC AWARDS 2023」の「特別賞」に選出
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、コンピュータエンターテインメント開発の進歩へ顕著な功績のあった技術にフォーカスし、技術面から開発者の功績を称える「CEDEC AWARDS 2023」の「特別賞」として、『ゼルダの伝説』開発チームとプロデューサーの青沼英二氏を選出したと発表した。
【授賞理由】
「ゼルダの伝説シリーズ」における、既存のゲームの型に捕らわれない「ゼルダの伝説」独自の世界観を追求し続ける姿勢は、国内外の多くのユーザーに強烈なインパクトを与え続けている。同シリーズにおける制作手法や独特の創意工夫は、私たちゲーム開発者に新たな視点を提示し、また様々なゲームデザインにおいても多大な影響を与えた。
同シリーズの最新作である「ゼルダの伝説 ティアーズ オブザ キングダム」では、前作までの世界観を継承しながらも「乗り物など様々なものを自作できる」というユーザークリエイティブ要素により新たな興奮と創造性がゲームにもたらされ、その自由度の高さが広範な注目を集めると同時に、多数のユーザーからも絶賛されている。
【プロフィール】
『ゼルダの伝説』は、1986年の第一作『ゼルダの伝説』以来、30タイトル以上が発売されているアクションアドベンチャーゲームのシリーズ。主人公リンクとなり、フィールドやダンジョンに隠した謎を解き、冒険を進めていく。ハイラルを舞台に紡がれてきたさまざまな時代の物語であり、ゼルダ、ガノンドロフとのトライフォースをめぐる宿命を描いたリンクの英雄譚でもある。シリーズ最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、プロデューサーとしてチームをリードする青沼英二を中心に開発され、2023年5月12日に発売した。
なお、CEDEC2022の受講者アンケートで高評価を得た講演者と、CEDEC2023運営委員会のセッションを選定する各分野のプロデューサーとで組織する「CEDEC AWARDS 2023 ノミネーション委員会」が、「エンジニアリング」「ゲームデザイン」「サウンド」「ビジュアルアーツ」の4部門で計20の「優秀賞」(最優秀賞ノミネート)を選考した。最優秀賞発表・授賞式を8月24日に発表する。
【エンジニアリング部門】
【ゲームデザイン部門】
【サウンド部門】
【ビジュアルアーツ部門】
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)