コムシード、第1四半期(4~6月)決算は売上高5%減、800万円の営業赤字を計上 『グリパチ』でアプリマーケットの審査によりアプリ投入に遅延が発生
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コムシード<3789>は、8月10日、2024年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算を発表、『グリパチ』でアプリマーケットの審査によりアプリ投入に遅延が発生したこともあり、減収となった。
また、減収に加え、モバイル事業の新作において減損損失を計上したほか、投資有価証券評価損の計上、繰延税金資産の追加計上が発生したことで各利益項目とも赤字計上となった。
売上高3億8600万円(前年同期比5.9%減)
営業損益800万円の赤字(前年同期1000万円の赤字)
経常損益1800万円の赤字(同900万円の赤字)
最終損益2200万円の赤字(同1000万円の赤字)セグメント別の状況は以下のとおり。
◆モバイル事業 売上高3億6100万円(前年同期比12.1%減)、営業損益1600万円の赤字(前年同期900万円の赤字)
主力事業であるソーシャルゲーム運営および受託開発・運営事業を進行したほか、第2四半期に販売する有料ゲームアプリの開発を実施した。なおこれら有料ゲームアプリの収益は第2四半期以降に寄与する見込み。①ソーシャルゲーム
主力タイトル『グリパチ』において、アプリマーケットの審査によりアプリ投入に遅延が発生するなどした結果、一部計画が第3四半期にずれ込んだ。その他アプリに関しては、堅調
に推移した。②有料アプリ
第2四半期にリリース予定のタイトルに関する開発を進行した。③受託開発および運営業務
ストック型案件、フロー型案件ともに想定通りに推移した。なお、フロー型案件については、アイビープログレスで受託開発案件を進行しているが、その収益は第2四半期以降に寄与していく計画となっている。◆ブロックチェーン事業 売上高3700万円(前年同期は事業準備期間のため売上高なし)、営業利益900万円(前年同期95万円の赤字)
『Tokyo Mongz Hills Club』をジェネシスとしたさまざまなプロジェクト『Tokyo Mongz Hills Club Universe(Mongz Universe)』を進行している。既にリリースされているPFP事業に続き、GameFi事業として、ブロックチェーン競馬ゲーム『UNIVERSAL STALLION』に関する準備を進行した。また、第1四半期には関連するNFTの販売を実施している。 -
■2024年3月期予想は引き続き非開示
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2024年3月期通期の連結業績予想については、現時点で合理的な算出は困難であるとし、引き続き非開示としている。
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789