マイクロソフトは、XBOXで不適切な行為を行ったユーザーに対する新しい利用停止措置を導入したことを明らかにした。各停止措置に応じて、Xbox の様々なソーシャル機能が使用できなくなるほか、各停止措置は6か月間アカウントに残る。これに伴い、停止措置のリセットも行ったという。
新しいシステムでは、不適切な行為に応じて、使用停止を含む、重大度の異なる停止措置が適用される。各プレイヤーは、停止措置を受けた履歴と、それが自分に与える全体的な影響を確認できるようになった。
例えば、停止措置を2回受けたプレイヤーは1日、停止措置を4回受けた場合は7日間の停止処分となる。合計8回の停止措置を受けると、Xboxのソーシャル機能であるメッセージ、パーティー、パーティー チャット、マルチプレイヤーなどが適用日から1年間使用できなくなる。
この改訂したシステムにより、不透明だったプレイヤーは使用停止措置の重大度と、複数の使用停止措置の合計数による影響についてより理解することができる、としている。
なお、同社によると、2022年は、一時的な使用停止措置を受けたプレイヤーは全体の1%未満で、そのうち2回目の使用停止措置を受けたプレイヤーはわずか1/3だったとのこと。プレイヤーは通常、1回の使用停止措置で不適切な行為を止めるそうだ。
また、従来同様、プレイヤーは適用される停止措置に異議を申し立てることができる。それが適切であり、使用停止措置が取り消される場合、関連する停止措置が削除されるという。
会社情報
- 会社名
- マイクロソフト