独立系調査機関のティー・アイ・ダヴリュ(TIW)は、2月7日付けのレポートで、サイバーエージェント<4751>のレーティングについて「2+(Neutral Plus)」の継続とした。
会社側は、第1四半期(10-12月期)の業績を発表し、売上高287億円(前年同期比34.3%増)、営業利益35億円(同68.2%増)だった。TIWによれば、同社の四半期の営業利益は20億円台で推移してきたが、とうとう30億円台にのせてきたとのこと。
増収増益となったのは、インターネット広告事業など既存事業の伸びに加えて、Ameba関連事業の課金収入が好調に推移したためで、今後も収益増が見込めると評価している。特にAmeba関連事業でARPUが12月に入って急伸したことはポジティブサプライズとコメント。会社計画は保守的で、上方修正される可能性が高いとしている。
なお、株価については、好業績に支えられて上昇が続くと見ているという。FX事業が営業減益になる一方、既存事業とAmeba関連事業の好調が推移で補うのに十分と指摘している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751