gumi<3903>は、9月8日、2024年4月期 第1四半期(23年5月~23年7月)の連結決算を発表し、売上高26億8900万円(前年同期比37.2%減)、営業損失6億4200万円(前年同期は1億6300万円の利益)、経常損失6億1200万円(同6億1800万円)、最終損失7億6500万円(同5億7000万円)だった。
・売上高:26億8900万円(同37.2%減)
・営業損失:6億4200万円(同1億6300万円の利益)
・経常損失:6億1200万円(同6億1800万円)
・最終損失:7億6500万円(同5億7000万円)
同社では、既存タイトルの収益の落ち込みに加えて、『アスタータタリクス』とブロックチェーンゲームへの先行投資を行ったため、と説明している。
(モバイルオンラインゲーム事業)
売上高は25億5300万円(同38.5%減)、営業損失は3億5800万円(同は1億5700万円の営業利益)となった。
売上高に関しては、配信中のタイトルについて配信期間の経過により売上が減少したことに加え、新規タイトル「アスタータタリクス」の配信を行わなかったことから、前年同期比で減収となった。
営業利益に関しては、配信中のタイトルが減収となったことに加え、新規タイトル「アスタータタリクス」の配信に向けた事前プロモーションの実施等により、広告宣伝費が増加したこと等に伴い、減益となった。
(ブロックチェーン等事業)
売上高は1億3500万円(同8.3%増)、営業損失は2億8400万円(同500万円の営業利益)となった。
ブロックチェーン等事業に関しては、当該事業を取り巻く法令及び行政の対応等を踏まえつつ事業展開を行っており、ブロックチェーンゲームの配信を中心としたエンターテイメント領域に加え、アセットマネジメント、投資、プラットフォームビジネスを中心とした金融領域の2軸で事業を推進することで、早期の収益化を目指している。
第1四半期累計においては、アセットマネジメント領域で、ノードポートフォリオの拡充により売上高が増加したことを主因として、増収となった。営業利益に関しては、将来の収益基盤の構築を図るべくブロックチェーンゲーム開発への投資を強化したこと等により、減益となった。
■2024年4月期の連結業績予想
グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しいことから、グループの業績の見通しについては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、非開示としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903