【ゲーム株概況(9/8)】ブロックチェーンゲーム『Wizardry BC』で戦略的提携発表のドリコムが4日続伸 『ウマ娘』の中国配信で支障のサイバーエージェントが大幅続落
9月8日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比384.24円安の3万2606.84円で取引を終えた。米中の対立の激化が経済面に与える影響への懸念から日経平均は朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が上げ幅を拡大して4日続伸した。ドリコムは、開発中のブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC -』について、「STEPN」運営のFind Satoshi Labなどと戦略提携を行うと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、シリコンスタジオ<3907>やHEROZ<4382>が買われ、子会社OneSports NEXTの新作プロ野球ゲームアプリ『プロ野球ネクストヒーローズ』が累計8万ダウンロードを突破したと発表したマイネット<3928>もしっかり。
半面、中国での簡体字版『ウマ娘 プリティーダービー』の配信で問題が発生していることなどが嫌気されたサイバーエージェント<4751>が大幅続落して年初来安値を更新した。
スクウェア・エニックスHD<9684>やコナミグループ<9766>など大手ゲーム株は総じてさえない。
ANYCOLOR<5032>は続落し、終値ベースで6日ぶりに3500円台を割り込んだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793