アピリッツ、7月中間期の営業益を2億0400万円から2億5800万円に上方修正…オンラインゲーム苦戦もWebソリューションが好調に推移【追記】

アピリッツ<4174>は、9月11日、2024年1月期 第2四半期累計連結業績予想の上方修正を行い、売上高41億3700万円(前回予想42億3000万円)、営業利益2億5800万円(同2億0400万円)、経常利益2億5700万円(同2億0200万円)、最終利益1億5100万円(同1億2100万円)、EPS36.96円(同30.14円)とし、利益予想をそれぞれ引き上げた。

・売上高:41億3700万円(前回予想42億3000万円)
・営業利益:2億5800万円(同2億0400万円)
・経常利益:2億5700万円(同2億0200万円)
・最終利益:1億5100万円(同1億2100万円)
・EPS:36.96円(同30.14円)

従来予想からの修正率は、売上高2.2%減、営業利益26.5%増、経常利益27.5%増、最終利益24.6%増となっている。

・売上高:2.2%減
・営業利益:26.5%増
・経常利益:27.5%増
・最終利益:24.6%増

同社では、オンラインゲーム事業は運営移管案件が苦戦し、計画を下回る見込みとなったものの、WEB ソリューション事業が好調に推移したことで、売上高については計画を下回るものの、営業利益については予想を上回る見込みになった、としている。

継続して WEB ソリューション事業は堅調に推移するものと見込んでいるものの、オンラインゲーム事業の運営移管案件の業績を見通すことが困難であること、積極的な投資が発生するものと見込んでいることもあり、通期の業績予想は変更せず、据え置きとした。

人的本への投資として、労働環境の整備と従業員満足度の向上を計るため、2024年9月に本社を「Shibuya Sakura Stage」へ移転する。その他、AI 技術の活用を研究するための活動も推進していく予定だ。

【追記】

第2四半期(23年5月～23年7月)の連結決算は、売上高21億2500万円(前年同期比20.9%増)、営業利益1億5300万円(同70.7%増)、経常利益1億5200万円(同72.4%増)、最終利益8900万円(同71.6%増)となる見通し。

業績推移のグラフは以下のとおり。