ユークス、マッコーリーを割当先として第2回・第3回新株予約権を発行、27.5億円を調達へ…ALiS ZEROや新規ゲーム開発、DCデュアルフォース追加開発に充当
ユークス<4334>は、9月13日、マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先として第2回・第3回新株予約権を発行することを明らかにした。総額で27億4700万円を調達する見通しだ。あわせて新株予約権買取契約(ターゲット・イシュー・プログラム)も締結した。
第2回新株予約権は3000個、第3回は4000個発行し、発行価額は新株予約権1個あたり566円、457円で、両方の発行総額は352万6000円となる。割当日と払込期日は9月29日となる。
当初行使価額は3300円と4400円で、潜在株式は30万株と40万株となる(発行済株式ベースでの希薄化率は6.31%)。行使価額については、当初固定だが、修正を行う場合があるものの、その下限については1320円に設定する。
調達した資金の主な使途は以下のとおり。
・ALiS ZEROの研究開発:6億5000万円(支出予定:2023年10月~2026年9月)
・エンジニア人材拡充:3億5000万円(支出予定:2023年10月~2026年3月)
・DCデュアルフォースの追加開発費用:2億4700万円(支出予定:2023年10月~2024年3月)
・企画中ゲームタイトル:5億円(支出予定:2023年10月~2025 年9月)
・新規ゲームタイトル:10億円(支出予定:2024年4月~2026年9月)
なお、ターゲット・イシュー・プログラム「TIP」は、同社が新株式の発行に際して希望する目標株価(ターゲット価格)を定め、これを行使価額として設定した新株予約権。将来の株価上昇を見越し、異なる行使価額によって、段階的に新株式を発行(ターゲット・イシュー)できることを期待して設定したものだという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334