【ゲーム株概況(9/25)】新作『レスレリアーナのアトリエ』の好発進でアカツキが高値更新 国内証券が投資判断「1」で新たにカバレッジのKADOKAWAは5日ぶり反発
9月25日の東京株式市場では、日経平均は5日ぶりに反発し、前日比276.21円高の3万2678.62円で取引を終えた。前週末の日銀の金融政策決定会合とその後の植田総裁の会見を受けて、早期の金融政策の修正観測が後退したことで朝方からじりじりと買われる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アカツキ<3932>が続伸し、年初来高値を更新した。アカツキは、子会社のアカツキゲームスとコーエーテクモゲームスが共同開発した新作『レスレリアーナのアトリエ』が9月23日にリリースされ、早くもApp Storeのセールスランキングでトップ10入りを果たしたことが市場の関心を集めたようだ。
また、非開示としていた2023年9月期の連結業績予想を発表したバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>や、カプコン<9697>、壽屋(コトブキヤ)<7809>、ケイブ<3760>なども買われた。
SMBC日興証券が投資判断「1」、目標株価4600円で新たにカバレッジを開始したKADOKAWA<9468>は5日ぶりに反発した。
半面、enish<3667>が年初来安値を更新し、エクストリーム<6033>やANYCOLOR<5032>などがさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468