Septeni Global、北米・韓国・台湾3地域にてゲームに関する意識調査の結果を発表

デジタルマーケティングに特化したグローバル企業であるSepteni Globalは、北米・韓国・台湾の3地域のゲームユーザー1,262人を対象に、ゲームに関する意識調査を実施した。

本レポートの要点
・3地域ともに、回答者の8割以上がスマホゲームをプレイ。韓国・台湾では北米に比べ、よりPCゲームが浸透している傾向。家庭用ゲーム機においては、北米・台湾の割合が高く、韓国はPCゲームよりも浸透していない。

 

・ゲームのジャンルにおいて、北米では「シューティングゲーム」、韓国では「アクションゲーム」、台湾では「RPG」の人気が最も高かった。また、「パズル・対戦ゲーム」「アクションゲーム」の人気は3地域共通で高い。

 

・魅力に感じるゲーム要素として、「ハイクオリティな美麗グラフィック」と「いつ始めても楽しめるソロプレイタイトル」は3地域ともに上位ランクイン。「日本アニメ風のかわいいキャラクター」は好みが分かれ、「魅力的」「やや魅力的」と答えた割合は台湾が最も高い。台湾の割合が高い要因としては、日本アニメへの好意度が高いことが影響していると考えられる。

 

・スマートフォンゲームをプレイするきっかけ・理由としては、3地域共通で「家族、友人、同僚からの勧め」の割合が最も高い結果になった。韓国においては、「ソーシャルメディアで話題」「ゲームプラットフォームのおすすめ・ランキング」の割合が高く、ユーザー数を増やすには"話題感の創出"が重要だという特性がある。

 

・北米、韓国は課金額割合の分布が似通っており、課金額が増えるほど割合が少なくなる。また、北米では100ドル以上・韓国では10万ウォンを超える高額課金層は全体の10%未満となっていた。台湾は微課金層から高額課金層まで、幅広い課金ユーザーが存在している。

 

■本調査について
Septeni Globalではこれまで100社以上のゲーム企業の国内外でのマーケティング支援を行ってきた。昨今、日本ゲーム企業の海外進出の相談が増えていることから、海外ゲームユーザーに関する独自の意識調査を行ったという。

 

調査概要:ゲームに関する意識調査
調査対象:北米・韓国・台湾の男女(15~49歳)男女1,262人
(北米:602名 / 韓国:540名 /台湾:120名)
調査方法:クロス・マーケティング社による、インターネットリサーチ
調査期間:2023年5月23日~2023年5月25日

株式会社セプテーニ・ホールディングス
https://www.septeni-holdings.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社セプテーニ・ホールディングス
代表者
代表取締役 神埜 雄一
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4293
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