DLE、無店舗型買取サービス「KLD USED CLOTHING」やリユースシステム「mesee」の開発をおこなうKLDと資本業務提携 5年以内のエグジットを目指す
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ディー・エル・イー(DLE)<3686>は、無店舗型買取サービス「KLD USED CLOTHING」やリユースシステム「mesee」の開発をおこなうKLDとの資本業務提携契約を締結したことを発表した。
この資本業務提携に伴い、DLEより1名がKLDの取締役に就任する。
今回、KLDはDLEおよび個⼈投資家を引受先とする第三者割当増資を実施。DLEはKLDの発行済株式の30%を取得し、同社をDLEグループに取り込む。DLEは、2014年のマザーズ上場以降、アニメ・コミック・ゲーム領域からファッション・ライフスタイル領域にまでIPブランド戦略を拡⼤させており、この戦略の1つとして「KLD」ブランドが加わることとなる。
DLEからは取締役/執行役員就任のほか、ハンズオン型支援のための複数名をアサインし、W TOKYOやdouble jump.tokyoで実現したような5年以内のエグジットを目指す。
なお、本提携では認知 / ブランディング領域の強化およびDLEグループ各社アセットとのコラボレーション、2022年8月に子会社化した台湾MYFEEL社との連動や、DLE KOREAとの連動を始めとする世界展開を前提とした新たなブランドの創出にも取り組んでいく。
その第一弾として、2023年10月末より、プラザクリエイトが展開する写真店「パレットプラザ」の都内複数店舗にてリアル店舗でのPLAZA Vintage / 古着ショップ展開を予定している。
▼KLD代表取締役 伊東健太氏コメント
私たちKLDは「世の中に納得できる循環を創る」ことをビジョンに掲げるリユースIT企業です。当社が運営する、ファッション領域に特化した無店舗型買取サービス「KLD USED CLOTHING」は、「丁寧な査定と納得の買取価格」が支持され、日本全国の高感度なファッショニスタから年間数万点の洋服を買取しています。難易度の高いファッション領域の「目利き力」を有する査定チームと、それを支える自社開発システムにより、2020年のコロナ禍以降年平均50%を越える成長を続けてきました。ビジョンの実現とさらなる事業拡大のため、様々なスタートアップピッチに登壇する中で、DLE創業者の椎⽊さんと出会いました。椎⽊さんとの話を重ね、当社とDLEの様々なプロダクトとコラボレーションした未来に胸が躍りました。両社で事業シナジーを⽣み出し、新たなブランドで世界に向かって戦っていくビジョンに対して、⾮常にワクワクしています。
▼DLEから派遣するKLD新取締役/執行役員吉澤立彦氏コメント
福岡のスタートアップピッチでの弊社との出会い/邂逅を経て、伊東さんと未来に関する議論を何度も重ねました。当該領域におけるKLD社のビジネスモデルの確かさと今後弊社のハンズオン支援によるスケーラテビリティを鑑み、KLD社への出資の意思決定をいたしました。本提携を通じ既に子会社としているMYFEEL社他グループ各社との連携を通じFashion領域におけるJapan Vintageを世界に発信していく事業を、創造をしてまいります。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エル・イー(DLE)
- 設立
- 2001年12月
- 代表者
- 代表取締役社長執行役員CEO 小濵 直人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高17億500万円、営業損益5億5900万円の赤字、経常損益5億9000万円の赤字、最終損益5億2000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3686