【ゲーム株概況(10/25)】「Lalune」売却で最終利益予想を増額のエイチームが続伸　東映アニメは通期業績予想を増額も市場の期待に届かず反落に

10月25日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比207.57円高の3万1269.92円で取引を終えた。米長期金利の上昇一服で米国市場高となり、国内市場も朝方から買いが先行し、一時は上げ幅400円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エイチーム<3662>が続伸し、一時595円まで買われた。エイチームは、女性向け生理予測・体調管理アプリ「Lalune」に関する事業をメドレー<4480>に売却し、2024年7月期通期の連結最終利益予想を上方修正したことが株価の刺激材料となったようだ。

また、ワンダープラネット<4199>が5日ぶりに大幅反発し、アピリッツ<4174>やサイバーステップ<3810>などが買われた。

前日24日に新規女性向けIPプロジェクト『ブレイクマイケース』を発表し、本日25日には「にごダイブ！2.5次元俳優×TRPGプロジェクト」を発表したcoly<4175>はしっかり。

半面、前日10月24日に2024年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した東映アニメーション<4816>は、修正内容が市場の期待値に届かなかったとの見方が優勢となり、反落した。

そのほか、ユークス<4334>が反落し、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>やケイブ<3760>も安い。

monoAI technology<5240>は反落し、500円台を割り込んだ。