タカラトミー、第2四半期(4~9月)業績予想を上方修正 営業益は60億円→80億円に上ブレ 国内の人流回復やタカラトミーアーツのガチャ事業好調が寄与

  • タカラトミー<7867>は、10月27日、2024年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の修正を発表、日本、アジア地域での玩具および玩具周辺事業が堅調に進捗し、売上高・利益ともに従来予想を上回って着地する見通しとなった。

    売上高920億円→960億円(増減率4.3%増)
    営業利益60億円→80億円(同33.3%増)
    経常利益56億円→73億円(同30.4%増)
    最終利益40億円→56億円(同40.0%増)

    第2四半期期間においては、特に日本、アジア地域での玩具および玩具周辺事業が堅調に進捗した。とりわけ小売事業キデイランドでは訪日外国人観光客を含めた人流の回復により販売が大きく伸長するとともに、タカラトミーアーツにおけるガチャ事業が大人による購買拡大と幅広い商品展開により引き続き好調に推移した。

    それらの結果、連結売上高が伸長し、利益面については物流費の減少など販売費および一般管理費が前年同期並みにとどまることから、それぞれ前回発表予想を上回る見込みとなった。

    なお、通期の連結業績予想については、欧米地域における玩具市場の不振、昨今の地政学的リスクの高まり、また、最大商戦期である年末年始商戦の動向などを精査する必要があることから、従来予想を据え置いている。

株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高1872億9700万円、営業利益131億1900万円、経常利益120億4300万円、最終利益83億1400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
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