日本一ソフト、9月中間期は営業利益56%減の1億9100万円 大幅減益も第1四半期の赤字から挽回 国内で新作4タイトルを発売

日本一ソフトウェア<3851>は、11月10日、2024年3月期 第2四半期累計(23年4月~23年9月)の連結決算を発表し、売上高30億5900万円(前年同期比29.3%増)、営業利益1億9100万円(同55.9%減)、経常利益4億5900万円(同27.6%減)、最終利益2億9000万円(同31.9%減)だった。

・売上高:30億5900万円(同29.3%増)
・営業利益:1億9100万円(同55.9%減)
・経常利益:4億5900万円(同27.6%減)
・最終利益:2億9000万円(同31.9%減)

エンターテインメント事業では、国内では4タイトルのゲームソフトを発売し増収となった。第1四半期はリピート販売や新作の苦戦で6700万円の営業損失を計上していたが、第2四半期に入って挽回した格好だ。

【関連記事】
日本一ソフト、第1四半期決算は経常益78%減の9800万円 営業損失計上も為替差益で黒字確保 新規IP『シカトリス』を発売【追記】

 

 

セグメント別の業績は以下のとおり。

 

■エンターテインメント事業

売上高30億2000万円(同29.5%増)、営業利益4億3800万円(同35.1%減)となった。

パッケージタイトルとしては、国内では『シカトリス』、『流行り神1・2・3パック』、『英雄伝説 零の軌跡:改』、『英雄伝説 碧の軌跡:改』の合計4タイトルを発売した。また、第3四半期以降に発売を予定している『役づくりパズル ゆめいろユラム』等の開発を進めてきた。

その他、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフト及びダウンロードコンテンツの販売や北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売したタイトルのローカライズ及び販売を行った。加えて、新規タイトルの開発及び関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行ってきた。

  

■学生寮・その他事業

売上高3800万円(同12.6%増)、営業損失1700万円(前年同期営業損失2000万円)となった。学生寮・その他事業では、学生支援を目的として岐阜県内の大学学生寮3件の運営等を行ってきた。

  

■2024年3月期の見通し

2024年3月期の見通しは未定。

株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
企業データを見る