日本経済新聞社、23年12月期決算は営業益37%減の114億円 原材料費や円安による海外経費の増加響く 購読料改定で紙媒体減収、電子版は堅調

日本経済新聞社の2023年12月期の連結決算は、売上高3665億0200万円(前の期比2.3%増)、営業利益114億0300万円(同37.2%減)、経常利益161億3000万円(同28.2%減)、最終利益97億1200万円(同18.4%減)だった。

・売上高:3665億0200万円(同2.3%増)
・営業利益:114億0300万円(同37.2%減)
・経常利益:161億3000万円(同28.2%減)
・最終利益:97億1200万円(同18.4%減)

同社では、本紙の購読料改定を行ったものの部数減少により紙媒体は減収となったものの、電子版が堅調に推移したこと、円安の影響もあり全体では増収だった、としている。

利益面では、原材料費増や円安による海外経費増などで原価、販管費とも増加したことが影響し、営業利益、経常利益、最終利益は現役になったいう。