日本テレビ、24年3月期のアニメ事業は収入80%増の66億円、収支58%増の28億円と大幅増…『葬送のフリーレン』と『薬屋のひとりごと』は「大成功」

日本テレビホールディングス<9404>は、2024年3月期の決算発表で、日本テレビのアニメ事業の収入が前の期比79.7%増の66億9500万円、収支が同58.0%増の28億4300万円と大きく伸びたことを明らかにした。

同社によると、『アンパンマン』の中国での番組販売が成功したことに加え、『葬送のフリーレン』や『薬屋のひとりごと』が国内外で高い人気を集めるなど『大成功』を収めたという。

『葬送のフリーレン』は、主要配信サイト全てで1位を獲得し、MyAnimeListでも1位となった。原作の発行部数も放送前800万部から放送後には2000万部に急増した。

同様に『薬屋のひとりごと』も主要配信サイト全てで1位を獲得し、MyAnimeListで18位となった。原作にもポジティブな影響を与えており、放送前2100万部だったが、放送後には3300万部と大きく増えた。

2024年春・夏アニメの注目作品として、『転生したらスライムだった件・3期』 と『ザ・ファブル』『多数決』をあげた。

 

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