ハピネット<7552>は、5月13日、2024年3月期(23年4月~24年3月)の連結決算を発表し、売上高3504億6100万円(前の期比14.1%増)、営業利益86億7900万円(同48.5%増)、経常利益89億7400万円(同44.9%増)、最終利益65億8100万円(同84.8%増)だった。
・売上高:3504億6100万円(同14.1%増)
・営業利益:86億7900万円(同48.5%増)
・経常利益:89億7400万円(同44.9%増)
・最終利益:65億8100万円(同84.8%増)
映像音楽事業で損失が発生したものの、ヒット商品があった玩具事業や、市場の拡大を取り込んだアミューズメント事業が引き続き好調に推移したことにより、利益面ともに前期を大幅に上回った。
なお、持分法適用関連会社であったブロッコリーの株式を追加取得し連結子会社化したことに伴い、第2四半期において段階取得に係る差益10億2500万円を特別利益として計上した。また、同社のみなし取得日を8月31日としているため、第2四半期においては貸借対照表のみを連結し、第3四半期より損益計算書を連結している。
セグメントごとの経営成績は、次のとおり。
■玩具事業
売上高は1500億900万円(前期比20.1%増)、セグメント利益は68億5900万円(同51.0%増)となった。
BANDAI SPIRITSの「一番くじ」など主にコンビニエンスストア向けに販売しているくじ商品や、「ポケモンカードゲーム」「ONE PIECE カードゲーム」などのトレーディングカード、フィギュア・プラモデルをはじめとしたホビー商品など、ハイターゲット向けの商品が引き続き好調に推移したことにより、利益面ともに前期を大幅に上回った。
■映像音楽事業
売上高は648億8400万円(同3.4%減)、セグメント損失は1億2800万円(前期はセグメント損失3億9600万円)となった。
音楽パッケージの新譜の販売は好調に推移したものの、映像パッケージの販売が苦戦し、売上高は前期を下回った。利益面については、同社出資映像作品の作品投資損失が発生したものの、比較的利益率の高い自社企画グッズの販売が好調に推移したことなどにより、前期から改善がみられた。
■ビデオゲーム事業
売上高は939億2200万円(同12.7%増)、セグメント利益は15億1400万円(同1.1%増)となった。
「Nintendo Switch」や「PlayStation5」「Xbox Series X|S」のハードの販売が好調に推移したことに加え、ソフトで「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」などのヒット商品があったことにより、利益面ともに前期を上回った。
■アミューズメント事業
売上高は416億4300万円(同30.8%増)、セグメント利益は22億3600万円(同22.7%増)となった。
カプセル玩具市場がインバウンド需要の拡大も取り込み好調に推移していることに加え、同社が運営するカプセル玩具ショップ「ガシャココ」の出店やフランチャイズ店舗の増加、優良ロケーションの開発などにより、利益面ともに前期を大幅に上回った。なお、「ガシャココ」は3月末日時点で105店舗を出店している。
■2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の業績は、売上高3300億円(同5.8%減)、営業利益78億円(同10.1%減)、経常利益80億円(同10.9%減)、最終利益50億円(同24.0%減)、EPS224.45円を見込む。
・売上高:3300億円(同5.8%減)
・営業利益:78億円(同10.1%減)
・経常利益:80億円(同10.9%減)
・最終利益:50億円(同24.0%減)
・EPS:224.45円
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4390億5200万円、営業利益155億9000万円、経常利益157億0100万円、最終利益100億9600万円(2026年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552