Amazia、3月中間決算は売上高23%減の19億1300万円、営業損失9500万円(前年同期5600万円の利益計上)と減収・赤字転落

「マンガBANG!」を運営するAmazia<4424>は、5月13日、2024年9月期 第2四半期累計(23年10月~24年3月)の連結決算を発表し、売上高19億1300万円(前年同期比23.4%減)、営業損失9500万円(前年同期は5600万円の利益計上)、経常損失9600万円(同5300万円の利益計上)、最終損失9600万円(同5900万円の利益計上)だった。

・売上高:19億1300万円(同23.4%減)
・営業損失:9500万円(同5600万円の利益計上)
・経常損失:9600万円(同5300万円の利益計上)
・最終損失:9600万円(同5900万円の利益計上)

同社では、広告宣伝費を8700万円を抑えたことでMAU(月次アクティブユーザー数)が低下し、それが減収につながった、としている。広告市況が回復基調となり、1日当たり広告収益が改善したほか、ROASを⽤いた広告運用により、利⽤日数、ARPPUも改善傾向にあるとのこと。

「マンガBANG!」の主力であるフリーミアムモデルのコーナーにおいて、配信される作品の差別化を図るために、出版社との信頼関係を深化させ、先行配信や人気作品の配信数の増加に努めてきた。その結果、2023年12月下旬より、「マンガBANG!」の主力コーナーで初めて小学館作品の配信を開始した。併せて引き続きオリジナル作品の制作、マンガアプリの海外展開も強化しているそうだ。

また、2023年10月にWeb版「マンガBANG!」を「マンガBANGブックス」にリニューアルし、Web電子書籍市場にも本格的に参入し、アプリで培ったユーザー基盤を基に、価格面での競争力強化に努めているという。

株式会社Amazia
https://amazia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社Amazia
設立
2009年10月
代表者
代表取締役社長 佐久間 亮輔
決算期
9月
上場区分
東証グロース
証券コード
4424
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