【ゲーム株概況(6/7)】ドリコムが続伸…スマホ向け「Wizardry」最新作を10月配信と発表で セガサミーHDは子会社ロビオの「Angry Birds」新作映画発表が刺激に
6月7日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら反落し、前日比19.58円安の3万8683.93円で取引を終えた。米国市場で半導体関連株が売られた流れを受け、国内市場も朝方は半導体関連銘柄などに売り物が先行した。しかし、日本時間今晩に米雇用統計の発表を控えていることもあり、一巡後は様子見の動きとなって下げ渋った。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業89銘柄のうち、上昇は56銘柄、下落は27銘柄、変わらずは6銘柄だった。
目立った値動きでは、ドリコム<3793>が続伸し、一時748円まで買われた。ドリコムは、前日6月6日に「Wizardry」シリーズ最新作のスマホ向け3DダンジョンRPG『Wizardry Variants Daphne』の正式リリースが2024年10月に決定したと発表したことが市場の評価材料となったようだ。
また、グループ会社のロビオ・エンタテインメントが、映画「The Angry Birds Movie 3(原題)」の制作を開始すると発表したことを材料にセガサミーHD<6460>は反発した。
ほか、enish<3667>やKLab<3656>が買われ、タカラトミー<7867>とハピネット<7552>は年初来高値を更新した。
半面、アエリア<3758>やUUUM<3990>の下げがきつく、この日の大引け後に決算発表を控えたgumi<3903>は年初来安値を更新した。
任天堂<7974>やカプコン<9697>など大手ゲーム株の一角もさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460