360Channel、"WEBmetaverse"でグローバル企業向けに音声入力に対応したチャット翻訳機能をリリース
360Channelは、この日(6月12日)、"WEBmetaverse"で、グローバル企業向けに音声入力に対応したチャット翻訳機能をリリースした。マイクボタンを押して話しかけるだけで、各ユーザが選択している言語に瞬時に自動翻訳される。また、翻訳ボタンを押すことで原文のまま表示することもできる。
■音声入力対応の自動翻訳機能
自身の選択した言語以外のテキストチャットを、自身の選択言語に自動翻訳した状態で表示でき、翻訳ボタンを押すと原文を表示することもできる。また、チャット投稿者の横にそのユーザの選択言語も視覚的に表示されるようになっており、どの国の方とコミュニケーションを取っているのかも簡単に認識することができる。
音声入力にも対応し、チャット欄横のマイクボタンを押すと入力を受け付ける。入力した音声が自身の選択言語として入力され、テキストに書き起こされる。送信ボタンを押すと、各ユーザごとに選択した言語に瞬時に自動翻訳される。
■ 自動翻訳機能の開発背景
グローバル企業が抱える課題として、アプリメタバースでは、各国ごとのアプリストアへの配信が必要で開発費用が増加したり、ストアを通さない場合でも、大量のキッティング作業(アプリを端末に入れる作業)が発生してしまう問題などがあった。
また、従業員だけが参加可能な社内限定イベントでのメタバース活用後に、ブランディングの一環として特定の国のユーザ様向けに一般公開したいなど柔軟なアクセス制限が求められることもあった。それらの課題や要望を解決可能とのことで、グローバル企業の社内交流促進の場としてWEBmetaverseの活用を相談する機会が増えていた。
そこで、グローバル企業でメタバースを利用する際に、一番の課題となる"言語の問題"を解決するため、WEBmetaverseにおいて自動翻訳機能を開発した。本機能により、世界各国で働く従業員が、距離と言語の壁を越え、組織の一体感醸成や社内交流の場としてWEBmetaverseを活用することが可能になった。
※現在、テキストチャット翻訳機能は「日・英対応」が標準機能となる。その他の言語に関しては、オプションでの相談を承っている。クライアントのニーズに合わせて、カスタマイズでの対応も可能とのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 株式会社360Channel
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 小松 恵司