コムシード、『UNIVERSAL STALLION』生放送で発表した「最悪のケース」は何もしなかった場合の想定値　確定した損失もなくバランス調整で対応中

コムシード<3739>は、子会社である HashLink が運営する GameFi プロジェクト『UNIVERSAL STALLION』に関連した同社グループの業績に関して、架空の情報を含め、不明瞭な情報が拡散する恐れとし、現在の運営状況に関して説明を行った。

昨日、同社子会社である HashLink は、同社が運営する GameFi プロジェクト「UNIVERSAL STALLION」の公式Xにおいて生配信でゲームバランス調整を行うことを明らかにしたが、。その中で、一部不確定情報を含む曖昧な内容があったという。

ゲーム内で暗号通貨と交換できるゲーム内通貨「クリスタル」排出量が、当初想定を上回るペースで推移しているという問題があり、運営チームは、クリスタルの排出に関するゲームバランス設計に問題があったとし、関連するパラメータの調整を7月11日に実施した。

しかしながら、クリスタルの排出率に関する問題は完全には解決しておらず、追加でバランス調整を実施することを生配信で発表した。

その際に、クリスタルの排出量が現在のペースで継続した場合、ゲーム自体の運営が立ちいかなくなってしまう可能性があるとしたが、その架空の推定数値のみがクローズアップされて拡散される状況になったという。

最悪なケースを想定した状態とならないための対策として、ゲームバランス設計の不備に伴う対策を現在進行中であり、あわせてゲーム設計の見直しと改修を行っているという。

したがって、一部SNSで拡散されている損失額については、あくまで当初のゲーム設計を維持した場合に起こり得る、「最悪のケース」を想定した架空の数値であり、確定した損失である事実はないとのこと。

「UNIVERSAL STALLION」については、現在多くのユーザーが利用しており、ゲーム内の各種指標についても、継続率をはじめとして、当初想定の範囲内で推移しており、同社グループとしても引き続き力を入れて運営したい、としている。