HIKE、電子漫画出版事業を担う「HIKE編集部」を新たに発足 オリジナル電子書籍を制作して各プラットフォームに展開

ポールトゥウィンホールディングス<3657>の連結子会社HIKE(ハイク)は、7月30日、電子漫画出版事業を担う「HIKE編集部」を新たに発足したことを発表した。

「HIKE編集部」は、オリジナル電子書籍(コミック)を制作して各プラットフォームに展開するほか、アニメ化やグッズ販売など自社で全てのコンテンツを制作・展開できるHIKEの強み(IP360度展開)を活かし、漫画だけにとどまらない魅力的な作品を世界に届ける。

■HIKE編集部の立ち上げ経緯

日本国内における2023年の電子出版市場(書籍・雑誌・コミック)は約5351億円(前年比6.7%増)で、そのうち約4830億円(同7.8%増)の9割を電子コミックが占めている。また、世界のウェブコミック市場規模は、2023年が71億3000万米ドル(約1兆1180億円)と推定されており、2032年までに130億4000万米ドル(2兆452億円)に達すると予測されている。

HIKEも電子出版市場は今後も拡大すると見ている。また、HIKEは自社でアニメ化や舞台化、楽曲制作、グッズ販売などを展開できる強み(IP360度展開)を有している。今回立ち上げたHIKE編集部も漫画を軸としたIP展開を見据えており、コンセプトとして「マンガから、その先へ」を掲げている。HIKE編集部は漫画の出版だけにとどまらず、「その先」の事業展開を目指す。

■HIKE編集部の4つのポイント

HIKE編集部では編集部全体で作品を担当し、大手出版社にて豊富なマンガ編集経験がある編集者とともにさらなる魅力的な作品創出をサポートする。作品作りだけでなく、作家の個性を活かすプロモーション活動を行えることもHIKE編集部の魅力だ。そして、漫画のみならず、アニメやゲームなど多くのIP事業に携わるHIKEならではの以下のようなポイントがある。

①多彩な二次展開
HIKEでは自社ですべてのコンテンツを制作・展開できる体制が整っているため、さまざまな二次展開のチャンスがある。

②圧倒的なプロモーション
作品創出だけでなく、SNS運用やマーケティングなど作品が埋もれない施策を多数実施し、より多くの読者に原作者及び作品の魅力を届ける。

③豊富な漫画データ
独自のデータベースをもとに、売れている作品や最新の流行を分析。マーケティングやプロモーション、作品作りなどに活用する。

④幅広い海外展開
海外拠点を多く持ち、ローカライズを得意とするグループ会社と協力し、さまざまな国への作品展開が可能となる。

株式会社HIKE(ハイク)
https://hike.inc/

会社情報

会社名
株式会社HIKE(ハイク)
設立
2018年3月
代表者
代表取締役 三上 政高
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