ドリコム、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』は「ユーザーには依然として敷居高い」(内藤社長) 国内取引所の開拓でユーザー増も可能
ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、この日(7月30日)開催した第1四半期の決算説明会で、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』の新規ユーザーを増やすための施策について質問を受けると、「一般ユーザーにとってブロックチェーンゲーム利用へのハードルは依然として高い」と述べた。
課金する場合、ウォレットを作るだけでなく、取引所で仮想通貨($BCトークン)を購入しておく必要がある。取引所が国内の会社であれば使いやすいが、仮想通貨が買えるのは海外の取引所のため、言語の問題などもあって、日本のユーザーにとっては利用しづらい状況にあるという。
内藤社長は、今後の改善点として、潜在ユーザーは取引所にいると分析していることから、取り扱う取引所の増やしていくことが重要であるとの見方を示した。取り扱う取引所が増えていくことで、ユーザー数も含めて各種KPIが改善していくとみているという。
ちなみに、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』については引き続き投資先行の状況にあるとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793