コロプラの決算説明資料より…3Q期間(4~6月)は既存タイトルの逓減で2ケタ超の減収 『Brilliantcrypto』リリースの先行コストもあって10億円の営業赤字を計上

柴田正之 編集部記者
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コロプラ<3668>は、8月7日、2024年9月期の第3四半期累計(10~6月)の連結決算を発表した。今回はその第3四半期期間(4~6月)の業績を見てみたい。

売上高56億400万円(前年同期比14.9%減)
営業損益10億4700万円の赤字(前年同期3500万円の黒字)
経常損益4億8900万円の赤字(同5億1500万円の黒字)
最終損益6億1200万円の赤字(同3億1100万円の黒字)

『ドラゴンクエストウォーク』(企画・制作:スクウェア・エニックス、開発:コロプラ)が「ドラクエの日」に実施した『ドラゴンクエストⅢ』イベントの盛り上がりもあって前年同期と同水準の売上となったものの、そのほかの既存タイトルの逓減の影響が大きく2ケタ超の減収となった。

また、減収の影響に加えて、新作ブロックチェーンゲーム『Brilliantcrypto』のリリースに伴う先行コストの計上や、暗号資産「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」のIEOによる一時費用の発生もあり、営業赤字が大きく膨らんだ。

なお、リリース時期別の売上高推移を見てみると、『白猫プロジェクト』の属するFY2014開始タイトルと、『アリス・ギア・アイギス』の属するFY2018開始タイトルの売上が前年同期比で落ち込んでいるようだ。

株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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