8月9日の東京株式市場ではエイベックス<7860>が大幅続落。第1四半期決算で減収・営業赤字転落となったことが嫌気されたようだ。
同社は、前日、第1四半期の連結決算を発表し、売上高255億4800万円(前年同期比20.1%減)、営業損失12億8100万円(前年同期は18億8100万円の利益計上)、最終利益18億3400万円(同32.2%減)だった。
営業赤字となったが、同社では、音楽事業における大型ライヴの公演数が減少したことによる減収に加えて、IP創出のための投資を継続したことに伴い、売上原価と販売費及び一般管理費が増加したため、と説明している。
ただ、LivePocket事業を行う子会社の株式を売却したことにより、特別利益45億4800万円を計上し、最終利益は黒字を確保した。
株価推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860