2月10日付けに日経産業新聞は、デジタルハーツ<3620>が映像の3次元(3D)変換事業に参入したと報じている。
報道によれば、立体感を持たせたい対象物を2D映像から切り抜く「ロトスコープ」と呼ばれる作業を担当し、成長する3D市場を取り込むのが狙い。
同社では、ゲームなどの画面の不具合を検査する人材が豊富で、3D変換業務に生かせると判断した、としている。
同時に、ゲームなどのデバッグ業務を手掛ける笹塚ラボが手狭になったため、上野ラボを2月15日、京都ラボを3月1日に新設。ゲーム検査事業を両施設に移し、笹塚ラボを3D変換事業にあてるという。
今後は、ロトスコープだけでなく、関連する作業工程にも業務内容を広げるとのこと。