中外鉱業、9月中間期の業績予想を上方修正 売上高610億円→745億円、営業利益2.4億円→5億円 地政学的リスクで貴金属好調、海外向けアニメグッズも伸長
中外鉱業<1491>は、8月14日、第2四半期累計連結業績予想の上方修正を行い、売上高745億円(前回予想610億円)、営業利益5億円(同2億4000万円)、経常利益4億5000万円(同1億9000万円)、最終利益4億4000万円(同1億8000万円)、EPS1.5円(同0.63円)とした。
・売上高:745億円(前回予想610億円)
・営業利益:5億円(同2億4000万円)
・経常利益:4億5000万円(同1億9000万円)
・最終利益:4億4000万円(同1億8000万円)
・EPS:1.53円(同0.63円)
従来予想からの修正率は、売上高22.1%増、営業利益108.3%増、経常利益136.8%増、最終利益144.4%増となっている。
・売上高:22.1%増
・営業利益:108.3%増
・経常利益:136.8%増
・最終利益:144.4%増
貴金属事業において、金価格が各国主要銀行の政策金利の動向や米国経済、ロシア・ウクライナ及び中東情勢等の地政学的リスク等の影響を背景に史上最高値を更新するなど高値圏で推移したことから、金地金価格、金地金取引高ともに増加したことが主な要因だ。さらに、コンテンツ事業においても、アニメ関連グッズの海外向け商品の販売が当初見込みより増加したという。
なお、通期の連結業績予想については、貴金属価格は、原料価格や資源価格の高騰によるインフレの進行や、地政学的リスク、日銀の金融緩和政策転換による為替相場の変動リスク等の影響を大きく受けるため、従来予想値を据え置くことにした、としている。
会社情報
- 会社名
- 中外鉱業株式会社
- 設立
- 1932年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 芳賀 一利
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 1491