博報堂は、AIを活用してLINE上で複数キャラクターとのグループチャットが楽しめる、新しいコミュニケーションサービスを開発したことを発表した。
サービス導入の第一弾として、動物を擬人化したキャラクターを用いたメディアミックス作品「けものフレンズ」の公式AIグループチャットサービス「ジャパリトーク」を8月21日より提供開始する。
今回開発したAIを活用した本サービスは、コンテンツごとの登場人物やキャラクターの性格・特徴をAIに学習させてリアルに再現することで、ユーザーがまるで本当に複数のキャラクターとグループトークしているかのような感覚を得られる、臨場感のある楽しいコミュニケーション体験を可能にするものとなる。
このサービスを導入し今回提供を開始するけものフレンズの「ジャパリトーク」では、登場する「フレンズ」たちとの賑やかな掛け合いを楽しめる。「日常モード」では、最大3人のフレンズと同時に、今日あったことや、動物たちの生態に関する話題や、お悩み相談といった日常的な会話ができる。会話を続けていると新しいフレンズが出現し、会話の輪に加わる。
一方「ストーリーモード」では、けものフレンズが暮らす超巨大総合動物園「ジャパリパーク」を舞台に、ジャパリトークだけのオリジナルストーリーが毎月展開される。ユーザーはストーリー内で起きる出来事についてフレンズたちとチャットで話し合ったり、ストーリーの流れに合わせて自動で生成される選択肢を選んだりしながら、物語の進行に関わることができ、没入体験を楽しめる。今後はフレンズ・ストーリーの拡充や、会話の質の向上など機能のアップデートを行いながら、より充実したサービスを提供していく。
博報堂は、今後もアニメ、コミック、アーティストなどさまざまなIPとのコラボレーションを模索しながら、AIを活用した新しいコミュニケーションの体験の開発に挑戦していくとしている。
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