【ゲーム株概況(8/28)】『Disney STEP』の発表を材料にドリコムが連日のS高 Switch版『ヒプマイARB』の新情報発表でオルトプラスもS高 アカツキは3日ぶり反落
8月28日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比83.14円高の3万8371.76円で取引を終えた。日本時間今晩の米半導体大手エヌビディアの決算発表待ちで主力株の様子見ムードが強い中で、大引けにかけてやや強含んでプラス圏を回復した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業92銘柄のうち、上昇は46銘柄(50%)、下落は43銘柄(47%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄のほうがわずかに多かった。
中で、ドリコム<3793>が前日のストップ高に続き、この日も朝方から買い殺到となり、ストップ高比例配分となった。ドリコムは、前日8月27日にスマートフォン向けリアルライフ宝探しゲーム『Disney STEP(ディズニー ステップ)』のリリースを2025年春に予定していることを発表したことが引き続き材料視されたようだ。
また、開発受託しているSwitch版『ヒプマイARB 1st period』の新たな情報公開を材料にオルトプラス<3672>もストップ高となり、東映アニメ<4816>や円谷フィールズHD<2767>、まんだらけ<2652>なども高い。
市場の物色が軽量株に向かったこともあり、アクセルマーク<3624>やモブキャストHD<3664>も動意づいた。
半面、『レスレリアーナのアトリエ』の開発・運営から子会社アカツキゲームスが離れることとなったアカツキ<3932>は3日ぶりに反落した。
外国籍人材向け就労支援プラットフォーム 「Secure Talent」運営のEmunitasとの資本業務提携を材料に直近買われていたディー・エル・イー(DLE)<3686>は反落した。
ほか、コロプラ<3668>やDeNA<2432>など主力株の一角がさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672