【ゲーム株概況(9/4)】国内証券が目標株価を引き上げのバンダイナムコHDが続伸 新作『リリステ』リリースのAimingは目先の材料出尽くしとみた売り物に押される
9月4日の東京株式市場では、日経平均は大幅続落し、前日比1638.70円安の3万7047.61円で取引を終えた。下げ幅の大きさは今年3番目、歴代で5番目の大きさとなる。
米国市場が大幅に下落、特にハイテク株が総崩れの様相となったことで、国内市場も半導体関連株を中心に売り物が広がった。為替が一時1ドル=144円台まで円高方向に振れたことも市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業92銘柄のうち、上昇は7銘柄(8%)、下落は84銘柄(91%)、変わらずは1銘柄(1%)で、全面安に近い展開となった。
中で、SBI証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を4080円から4480円に引き上げたと伝えられたバンダイナムコホールディングス<7832>が続伸し、強さを見せた。
周辺株では、ゼロトラストセキュリティ対応ストレージサービス「ibisStorage」のモバイル対応アプリをリリースしたと発表したアイビス<9343>も高い。
ほか、タカラトミー<7867>や東映アニメ<4816>などがしっかり。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やドリコム<3793>の下げがきつく、Aiming<3911>は3日ぶりに反落した。Aimingは、前日9月3日の新作『2.5次元の誘惑(リリサ)天使たちのステージ』のリリースで目先材料出尽くしとみた売り物が先行する形になったようだ。
ほか、スマートフォン向けMMORPG『ラグナロク X』の日本国内でのサービス提供決定を材料に前日は買われたガンホー<3765>は小反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- アイビス
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832