サンリオ、海外VTuber事業に強みを持つBrave groupと資本業務提携 両社IPのグローバル化とバーチャル領域における事業拡大に注力

サンリオ<8136>は、本日(9月6日)、Brave groupに出資し、両社IPのグローバル化およびバーチャル領域における事業拡大に向けた資本業務提携契約を締結したことを発表した。具体的な出資額は非開示。

グローバルにエンターテイメントを展開し、メタバースや2次創作プラットフォームなど新たな事業にも取り組んでいるサンリオと、海外でVTuber事業を行い現地法人の設立からスタジオの設立まで行っているBrave groupが力を合わせることで、日本発IPのグローバル化とバーチャル領域における海外市場のさらなる可能性を追求し、サンリオの「One World, Connecting Smiles.(一人でも多くの人を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく)」というビジョンと、Brave groupの「世界に、日本の冒険心を」というパーパスを具現化していく。

■主な業務提携内容

①サンリオが運営するデジタルPFサービス事業との連携(公式IPホルダーとファンがつながる創作プラットフォーム「Charaforio(キャラフォリオ)」やバーチャルイベント「SANRIO Virtual Festival」など)
②Brave groupが運営する日本国内・海外VTuberとの連携
③両社が所有するIPコラボレーション企画・製造・販売事業

■代表コメント

▼株式会社サンリオ 代表取締役社長 辻 朋邦氏
サンリオは真のグローバルエンターテイメント企業になるために、様々な取り組みにチャレンジしています。中でも近年急速に成長しているデジタル領域に関しては、企業理念である「みんななかよく」を未来に向けて具現化する可能性を認識し、積極的に事業展開していく予定です。

中でもメタバース事業やVTuber事業については、新たなサンリオのデジタル事業の中核となる重点事業と位置付けており、この度、海外VTuber事業に強みを持つBrave group様との今回の取り組みを始めることにいたしました。

両社のパートナーシップは、デジタル領域における他企業との新しい協業のあり方を示すものと確信しています。サンリオは国内外のクリエイターやファンに新たな価値を提供するデジタルサービスを展開していくことで、これからも世界中に笑顔を広げていきます。

▼株式会社 Brave group 代表取締役 野口 圭登氏
Brave groupは「時代をつくる、事業家集団へ」というビジョンを掲げ、IP事業を中心に、IP周辺領域やその他の新興領域において、国内外で複数の事業を展開している。

2023年〜2024年においては、4ヵ国5拠点の海外拠点設立に加え、国内外で計5社との経営統合を行い、また、2社の子会社を設立いたしました。

VTuber事業では、2024年9月6日現在、17個のプロジェクトで160名ほどのタレントが所属し、国内外で活動しています。

今回、日本を代表する世界的IPを保有するサンリオと資本業務提携を締結したことで、当社のIPのみならず、日本のIP全体の価値をさらに向上することができると確信しております。

日本のIPがますます世界から注目され、IPファンだけでなく、世界中の多くの方々に楽しんでいただけるエンターテインメントを届けられるよう、突き進んでまいります。

※写真左は株式会社Brave group 代表取締役 野口 圭登氏、写真右は株式会社サンリオ 代表取締役社長 辻 朋邦氏

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
企業データを見る
Brave group

会社情報

会社名
Brave group
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