ユークス、25年1月期の営業益を3億9700万円→1億1000万円に72%下方修正 ゲーム新規受注の遅れ、遊技機の納期遅延も モバイル保守の案件縮小も響く【追記】
ユークス<4334>は、9月6日、2025年1月期の連結業績予想の下方修正を行い、売上高33億9200万円(前回予想40億4000万円)、営業利益1億1000万円(同3億9700万円)、経常利益1億1300万円(同3億9700万円)、最終利益6800万円(同3億3300万円)、EPS8.1円(同39.65円)とした。
・売上高:33億9200万円(前回予想40億4000万円)
・営業利益:1億1000万円(同3億9700万円)
・経常利益:1億1300万円(同3億9700万円)
・最終利益:6800万円(同3億3300万円)
・EPS:8.12円(同39.65円)
従来予想からの修正率は、売上高16.0%減、営業利益72.1%減、経常利益71.4%減、最終利益79.5%減となっている。
・売上高:16.0%減
・営業利益:72.1%減
・経常利益:71.4%減
・最終利益:79.5%減
同社では、7月中間期の未達成に加えて、モバイルコンテンツ分野の保守運用系受託案件が縮小傾向であり、下期の受注計画の見直しを行った結果、売上高は当初予想を下回る見通しとなった、としている。
中間期では、主にゲームソフト分野で当初想定より新規案件の受注獲得に遅れが生じていることや、パチンコ・パチスロ分野のプロジェクトで納期に遅延が発生し、売上が計画に達しない見通しになったという。
利益面については原価低減や販売費及び一般管理費の削減に努めたものの、売上高の減少をカバーしきれなかったとのこと。
【追記】
売上高と各利益項目のグラフは以下の通り。
■2四半期累計の連結業績予想も下方修正
同時に、第2四半期累計の連結業績予想の下方修正も行い、売上高16億2100万円(前回予想18億5600万円)、営業利益3500万円(同1億1000万円)、経常利益5600万円(同1億0700万円)、最終利益2100万円(同7700万円)、EPS2.5円(同9.23円)とした。
・売上高:16億2100万円(前回予想18億5600万円)
・営業利益:3500万円(同1億1000万円)
・経常利益:5600万円(同1億0700万円)
・最終利益:2100万円(同7700万円)
・EPS:2.53円(同9.23円)
従来予想からの修正率は、売上高12.6%減、営業利益67.7%減、経常利益47.9%減、最終利益72.6%減となっている。
・売上高:12.6%減
・営業利益:67.7%減
・経常利益:47.9%減
・最終利益:72.6%減
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334