ゲオHD、海外出店戦略を加速…セカンドストリートUSA 40店舗を突破

ゲオホールディングス<2681>の2nd STREET USAは、アメリカ合衆国40店舗目となる『2nd STREET Burlington Mall(セカンドストリート バーリントンモール)』を2024年10月5日、現地時間)にオープンすることを発表した。

現在セカンドストリートは、日本国内に850店舗以上、海外では米国、マレーシア、台湾、タイの4カ国に展開中。セカンドストリートUSA は2018年1月に1号店の『2ndSTREET Melrose』をオープンし、今回オープンする『2nd STREET Burlington Mall』で40店舗を突破する。セカンドストリートUSAは、今後東海岸エリアへの積極的な出店を進め、2028年3月までに合計100店の店舗網を構築することを計画している。

 

■ゲオホールディングスの海外出店戦略

ゲオホールディングスは、2010年にセカンドストリートをグループに迎えて以来、リユース事業が順調に成長したため、さらなる成長スピードが見込める海外展開の加速を企図してきた。2018年1月にオープンした米国1号店を皮切りに、2024年9月末時点では米国で40店舗、マレーシアで21店舗、台湾で32店舗、タイで2店舗を運営している。また、新たな出店地域としてシンガポール、香港に子会社を設立した。

今後は世界のリユース市場におけるシェア拡大の実現のため、グローバル展開を加速し、リユース業界で圧倒的な世界一を目指して挑戦を続けていく。

 

■セカンドストリートUSAの特長

アメリカのリユース市場はさまざまな世代からの支持を集めていることを背景に、2023年の430億ドルから2028年には700億ドルを超えるマーケット規模に拡大するという予測があるという。従来型の寄付を商材調達の手段とするリユースショップだけでなく、買取・販売型のリユースショップ市場が拡大していることを踏まえ、セカンドストリートUSAは試験的な出店から複数店舗のマネジメントへと段階を進めている。

セカンドストリートUSAの店舗では、現地での買取商品を基本とすることで店舗立地に合致した商品を取りそろえている。加えて、日本から輸送するリユース商材や米国では入手困難な商材の提供、流行シーンや天候に合わせたスピード感ある対応、日本型ホスピタリティなどを強みとしている。西海岸からスタートした店舗展開は、業績の伸長と同時に現地従業員の育成も順調に進展しており、東海岸エリアを中心にさらなる出店エリアの拡大を図る。

 

■アメリカ40店舗目、マサチューセッツ州初出店となる『2nd STREET Burlington Mall』

『2nd STREET Burlington Mall』は、マサチューセッツ州初出店となる店舗。セカンドストリートUSAは同店の出店によってアメリカの12の州へ出店を達成する。

アメリカの東海岸北部に位置するマサチューセッツ州の大都市ボストン近郊のバーリントンにある「バーリントンモール」に『2nd STREET Burlington Mall』はオープンする。「バーリントンモール」は、185以上のショップやフードコート、公園を有する大規模なショッピングモールで、近隣の住民に親しまれている。

セカンドストリートUSAは、『2nd STREET Burlington Mall』でバーリントンのユーザーがどのような買物体験をするか注目しており、この地域で愛される店づくりを目指していく。

『2nd STREET Burlington Mall』では、衣料品およびバッグ・靴・アクセサリーなどの服飾品のリユース商品の販売・買取を行う。店内には日本のデザイナーズブランドをはじめ、国際的に人気のあるラグジュアリーブランドやアメリカやヨーロッパのデザイナーズブランドなど、さまざまなブランドの商品を豊富に取りそろえるという。

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