キャラクターグッズを手掛けるエスケイジャパン、8月中間決算は22%増収も営業減益で着地…為替変動の影響や諸経費の増加が収益圧迫

エスケイジャパン<7608>は、10月11日、2025年2月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高63億2400万円(前年同期比22.0%増)、営業利益5億8500万円(同1.8%減)、経常利益5億9000万円(同9.2%減)、最終利益4億1700万円(同7.8%減)だった。

・売上高:63億2400万円(同22.0%増)
・営業利益:5億8500万円(同1.8%減)
・経常利益:5億9000万円(同9.2%減)
・最終利益:4億1700万円(同7.8%減)

増収・減益となったが、同社では、為替変動の影響や諸経費の増加が主な要因としている。

【キャラクターエンタテインメント事業】
クレーンゲーム等のプライズゲーム市場が引き続き活況であったことから定番キャラクター商品の受注が堅調に推移した結果、売上高45億2800万円(同26.1%増)と前年同期実績を上回ったが、利益面では為替変動等に伴う仕入原価高騰により利益率が低下したこと等から、営業利益4億4600万円(同4.4%減)となった。

【キャラクター・ファンシー事業】
インバウンド需要等により取引先店舗が活況であったことから定番キャラクター商品等の販売が好調に推移した結果、売上高17億9600万円(同12.8%増)、営業利益1億3800万円(同7.6%増)と前年同期実績を上回った。

 

■2025年2月期の業績見通し

2025年2月期の業績は、売上高110億円(前期比3.6%増)、営業利益10億円(同0.8%増)、経常利益10億円(同6.9%減)、最終利益7億円(同7.4%減)、EPS84.18円を見込む。

・売上高:110億円(同3.6%増)
・営業利益:10億円(同0.8%増)
・経常利益:10億円(同6.9%減)
・最終利益:7億円(同7.4%減)
・EPS:84.18円

計画に対する進捗率は、売上高57.5%、営業利益58.5%、経常利益59.0%、最終利益59.6%となっている。

・売上高:57.5%
・営業利益:58.5%
・経常利益:59.0%
・最終利益:59.6%