11月10日付けの新聞記事

 国内主要VCのアジア系企業への投資に力を入れているという記事がありました。 

 そのほか、日経産業新聞が特集で、SNS各社の戦略についての特集を始めています。

 これについては要約困難なので、本紙を読むと良いかと思います。

■国内大手VC、アジアなど海外企業向け投資を拡大

 11月10日付けの日本経済新聞朝刊は、ベンチャーキャピタル各社が円高を追い風に海外企業への投資を拡大している、と報じています。特に急成長するアジアなどのベンチャー企業への投資に資金を振り向けているとのこと。アジアの株式市場では、日本と違い新規株式公開が活発で、投資資金の回収もしやすい環境にあります。

 SBIホールディグス<8473>は、中国復旦大学とファンドを設立し、同大学発のベンチャー企業に投資するほか、ブラジルや北アフリカの有望企業に投資するファンドも設立。また、サイバーエージェント<4751>子会社のサイバーエージェント・ベンチャーズは、来春にも総額50億円規模のアジアのIT系ベンチャー企業に投資するファンドを組成するようです。ジャフコ<8595>は、海外の投資先について、従来のIT分野から環境分野などにも広げるそうです。

 

■国内主要SNSの戦略についての特集

 11月10日付けの日経産業新聞は、「ネットのチカラ 解剖SNS(上)」と題して、国内の主要SNS運営会社の戦略に関する特集を始めました。記事によれば、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>とグリー<3632>は、無料ゲームをテコに会員を増やす一方、ミクシィ<2121>は「日記」などで得た会員基盤を他社と共有する戦略を加速している、とのこと。今回は、DeNAとグリーに焦点を当て、ソーシャルゲームの特徴とプラットフォームのオープン化、そして最近活発になってきた海外展開の動向と課題について、わかりやすく解説されていました。