買取王国、25年2月期の営業益を5億1000万円→4億0300万円に下方修正…売上好調もPOSシステム導入費用や出店費用、改装費用、人件費が圧迫

買取王国<3181>は、10月10日、2025年2月通期の連結業績予想の下方修正を行い、売上高77億0100万円(前回予想71億6500万円)、営業利益4億0300万円(同5億1000万円)、経常利益4億2900万円(同5億4900万円)、最終利益3億0700万円(同3億8900万円)、EPS84.3円(同107.02円)とした。

・売上高:77億0100万円(前回予想71億6500万円)
・営業利益:4億0300万円(同5億1000万円)
・経常利益:4億2900万円(同5億4900万円)
・最終利益:3億0700万円(同3億8900万円)
・EPS:84.30円(同107.02円)

従来予想からの修正率は、売上高7.5%増、営業利益21.0%減、経常利益21.9%減、最終利益21.1%減となっている。

・売上高:7.5%増
・営業利益:21.0%減
・経常利益:21.9%減
・最終利益:21.1%減

積極的な出店(現時点7店舗出店済み)に加えて、2024年8月31日に総合リユースショップ良品買館事業の9店舗及びプロ工具専門店 ツールマン事業の1店舗を譲受したことで、同社の事業基盤を大きく拡大してきた。既存店舗においても、売場の充実により主要商材のファッション・ホビー・工具とも順調に伸ばしている。結果、売上高が当初予想を上回る見通し。

利益については、各業態の出店に加えて、既存店舗の外装を一新するリニューアルを4店舗、譲受した事業のテコ入れのためのリニューアル改装を3店舗、それぞれ実施または計画をしている。

下半期には、顧客満足度の向上及び全社の業務効率化を同時に満たせる新しいPOSシステムの開発が完了し、順次店舗に導入する計画をしている。出店及び事業譲受をしたことにより、POSシステムの導入対象店舗が大幅に増えた。

これらのPOSシステム導入費用、出店コスト、店舗のリニューアル費用の増加、売上高の好調に伴い商品関連消耗品費、人件費等も増加する予想となっており、販売費及び一般管理費は大きく膨らむ見込み。

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