サイバーエージェント、中長期戦略としてIP創出に注力 ABEMAを基盤としてシナジーを効かせていく 「ウマ娘」の成功体験の再現目指す
サイバーエージェント<4751>は、この日(10月30日)、中長期戦略として、IP(知的財産権)の創出に注力していることを明らかにした。自社IP『ウマ娘 プリティーダービー』がゲームやアニメとして大ヒットして非常に大きな成功を収めたが、「これを再現する力がグループ内にはあると思っている」(藤田晋社長)。
藤田社長によると、「ABEMA」の視聴者の半分がアニメを視聴しているとのことで、IPを育てる力、展開できる力がグループ内に備わってきたということでもあるという。ニトロプラスがグループに加わったが、今後、「ABEMA」を基盤としてグループシナジーを効かせながらIP創出を目指していく。
今後、育てたオリジナルIPについては、ゲーム化による収入や配信料、グッズ販売、興行などによる売上高構成比を高めることを目指しているそうだ。アニメ作品としては、サイバーエージェントとCygamesPicturesの共同企画「アポカリプスホテル」や「プロジェクトセカイ」の映画を主幹事として準備している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751